Gil-Martinの部屋

Gil-Martinの愛する音楽、感じたことなどなど

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美人声・非美人声

ケーブル三昧の日々は相変わらずで、至急すべきこともいつも毎日のようにあり、それも年末までびっちりあるのですが、言いたいのに誰とも共有できないケーブルテレビの話題をここで語らせていただきます。

ここしばらく気になっているのは、女優さんの話し方・声。英語がある程度わかる方や話す方は気づいていると思いますが、英米の英語を話す人のほうが一般に日本語を話す人よりも、はっきり低い声で話す傾向があります。日本語はかわいく話すことが望まれているせいか、女性が高い声で話すことが多いのですが、英語では低い方が好まれるような気がします。英語・日本語両方を話すほとんどの女性が、無意識に英語の方が低い声で話すような気がします。男性でも同じかもしれません。

というのが共通認識だとは思うのですが、ブリブリの話し方でほんとうっにイライラさせられるのが、この人。CSI:MiamiCalleigh Duquesne。名前を覚えるまでの女優さんでもないので今まで全然知らなかったのですが、今回のために調べてみました。Emily Procterと言うのですね、この女優さん。Emily Procterもうブリブリです。これで20代前半とかいうなら、まあ、許しもしましょう。でも上唇に縦ジワの入っている年齢なんです(金髪の人は上唇に縦ジワが入るのがなぜか早い気もする)。この人の場合、昔は金髪のチアリーダーでそれなりに見られたとは思うけど、今は何とか金髪効果で凌いでいるような印象です。まあ、CSI:MiamiはCSIシリーズのなかでも、存在自体がジョークなのかなあ、という気がするので、いいのでしょうか? ケーブル局の宣伝で、吹き替えの俳優さんが主役のHoratio Caine役David Carusoをおちょくったようなコマーシャルをやっていて、やっぱりみんなそうやって見てるんだろうかと納得しました。David Carusoはいつも大見得を切っている舞台俳優のような台詞回しがどうも変。真面目には見られないです、この番組。


CSIの話をしたところで、うっすら疑問に感じているのが、CSIフランチャイズは全3作(CSI, CSI : Miami, CSI:NY)日本でやっているのに、Law & Orderは2番目のLaw & Order: SVUしかやってないのか、ということです。ディンディン! ってやつ(見てる人にしかわからない)。最初の老舗、もう定年過ぎたような刑事さんばかりのLaw & Order (実際、レギュラーだったJerry Orbachは数年前に亡くなってしまいましたが)、そして曲者なLaw & Order: Criminal Intentをやる気はないのでしょうか? それとも、わたしのケーブルで映らないだけなんでしょうか? 

オリジナルLaw & Orderは平均年齢が高すぎて(?)あまり見る気はしなかったのですが、Criminal Intentは現実離れしたところが好きなので、見たいなー。Vincent D’Onofrioのクドイ演技。そして(Sex and the Cityの)Mr. Bigでお馴染みChris Nothもキャストに加わったとか。SVUもわたしにとっての見所は、陰謀マニアのJohn MunchことRichard Belzerで、Belzerの出番は減るばっかりなので、ここでCriminal Intentを見せて欲しいところです。

それはともかく、声が気になる女優さんに話を戻しましょう。ブリブリで可愛いでしょ、という声の人はさすがにそうはいないわけですが、ガマガエルみたいでイヤなのがRescue Me やらNumb3rsに出ているDiane FarrDiane Farrこの人もとりわけ綺麗な人でもなく、若いときは魅力的だったかも、という気がするんだけど、今はとりあえずしゃべり方が気になって気になって。鼻にかかっているような、妙につぶれたしゃべり方。はっきり口をあけてしゃべってください、とお願いしたくなる感じです。


そしてやっぱりはっきりしゃべってください、と思うのが、Bones というドラマのBones役、Emily DeschanelBonesこの人も鼻にかかった声で、ちょっとだらしのない話し方です。次の言葉を思いつくまで、最後の言葉の音を続けておこうとしているみたいな話し方。それにこの人も綺麗かどうかはとっても微妙。それなのに見てしまうのが、わたしのこよなく愛するBuffy the Vampire SlayerAngelでAngel役だったDavid BoreanzがほとんどAngelと変わらないキャラクターというかノリのFBI捜査官の役をやっているからです。


女優さんについてこれもあれもそんなに綺麗じゃない、と文句ばかり言ってますが、普通の人と較べると段違いの綺麗さだとは思います。でも女優さんとしては微妙な路線のところに、変な声とかしゃべり方だと個性だと見なされて、実は役がつきやすいのかなあとさえ、思い始めているところです。わたしには耐えられない話し方をセクシーだと思う人もいるのかもしれない、と。にしてもCSI:Miamiのぶりぶりオネエサンはいただけませんが。

そこで最後に女優さんではない人を。鼻にかかってこもった声で本当にイライラするのが、Kristie Lu Stoutという香港からのCNNニュースのアンカーCNNhk何となくインド系かと思っていましたが、名前からするとそうでもなく、経歴や名前からすると、中国系のルーツを持つ人なのかもしれません。アンカーなんだから、すっきりしゃべって欲しい! 女優さんなんじゃなんだから、あの声は個性では許されないと思うのです。この人のせいで香港からのニュースは全く見られません。



| gil-martin | つれづれ | 19:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
過去の栄光、現在の余裕
ブログを書かなくなってから約1年(1年以上だったのですが)。もちろん、その間にはCDもいろいろ買ったわけですが、1年も経っていると何を買ったか忘れてしまいます。そのなかからぼちぼち書いていきたいと思います。

ということでそれほど遡りはしないのですが、Nick Caveの新譜について。今年3月に発売されたGrinderman です。アルバム名がGrinderman、バンド名もNick Cave and the Bad Seedsではなくて、Grindermanなのです。
Grinderman
Grinderman
Grinderman
JUGEMテーマ:音楽


なぜ名前を変えたかというと、The Boatman's Call以降メランコリーなピアノ曲が増えて、そういうイメージが定着しつつあったNick Caveが昔ながらのギター中心のグリグリの音を自由にやるため、だとのこと。確かに昔からのファンならば、グリグリなNick Caveこそ、Nick Caveだと思うかもしれません。そう考えれば、Grindermanは原点回帰とも言えます。わたしとしてはどちらもこよなく愛しているので、もう好きにして、わたしはただただついていきます、という感じです。

このアルバムは何といっても、最初のシングル(?)の“No Pussy Blues”に大受けです。あーあ、またエロトラックバックがやってきそうなことを書いてしまった。なんだかいつもそういうことを書いてしまうのです。なぜでしょうか?

最初、曲を聴いたときにも笑いましたが、ビデオもすごい。多分、テレビでは流せなかったのではないでしょうか? 大笑いのビデオです。簡単に言えば、「俺は歳を取って顔も体も醜くなった。かつてロックスターで女の子がわさわさ寄って来たのに、いまや誰もさせてくれないよー」と言う歌です。「出てるお腹をグッと引っ込めて、ぞっとするような彼女のチワワも可愛がったりして努力もしてるのに全然ダメだなんて、ホント、イヤになるよ」と歌っているNick Caveは頭頂部がますます寂しくなり、怪しげな口ひげも生やしていて、そうかもしれないよなあ、とは思わせるのですが。

ほとんど事実だとは思うのですが、この自己卑下ぶりがやっぱりNick Caveの素敵なところです。Grinderman結成についてのインタビューで、「この歌にはもっと深い意味が?」なんてもっともらしく訊いたジャーナリストに、「いや、字義通りの意味だから」と言い切っていたところも素敵です。

往年の(?)ロックスターでこういうことが歌える人がどのくらいいるでしょうか? 年老いてもまだまだ俺はイケる、と痛々しい姿をさらしている人は山ほどいますもんね。もちろんNick Caveの場合、セックスシンボルだったりしたことなど一度もなく、Goth界のなかのみで(ということはGothな女の子たちにのみ)モテモテだったのではないかと思えますが。でもカッコいいです。Nick Cave。

Grindermanのマイスペース http://www.myspace.com/grinderman

Grindermanのビデオ 
No Pussy Blues
Electric Alice
Grinderman

これらのビデオは、レコード会社Muteが直接管理しているみたいです。ということは、youtube上から消えることはなさそう。Mute所属の他のアーティストのビデオもこのMuteChannelのページから見られます。

アルバム:『グラインダーマン』
作品:「ノー・プッシー・ブルース」
アーティスト:グラインダーマン
| gil-martin | 音楽 | 18:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
ケーブル三昧
ブログを書かなくなってからほぼ一年経ったわけですが、その理由の一つはケーブルを入れたことでした。テレビっ子になってしまったのねん。いや、コンピュータの前以外でする仕事が増えたということもあるのですが。

アメリカと同じくケーブルでは同じ番組が何度も繰り返されて放映されていますが、地上派のように何時ごろにはどの局も同じ傾向の番組になるのではないところが好き。元々はアメリカで見ていた番組の続きを見たくて加入したのですが、この前のにも書いたようにLater with Jools Hollandという素晴らしい音楽番組が見られるという思わぬおまけもありました。これはホントにいい番組。すっごーくお奨めです。

前置きは長くなりましたが、日本のケーブルでは英米のドラマを字幕と吹き替えの両方でやってます。気になるのは字幕(というか、吹き替えは元々の俳優さんの声とのギャップが気になって、副音声だけで見てるから知らないのですが)。字幕の翻訳って、字数制限もあるから、耳で聞こえてくることとの間に誤差が生まれるのは当然なのですが、結構気になります。日本の視聴者に限られた字数で意味を伝えるという意味で元と違っていて当然とは思うものの、やっぱり間違いかもなあというのも時々ある。それを誰にも話せないのがつらい……。ケーブル人口って意外に低いのですよ、わたしの周りには。

これは間違いだろうなあ、と思うのは、Dexter『デクスター』のある一部分。重要な場面じゃないから、間違いでもいいとは思うんだけど。Dexterは、Showtimeで放送されている番組だから、日本にいて得したなあと思います。アメリカでHBOShowtimeなどのプレミアムケーブルを見ようと思うと、普通のケーブルにプラスアルファで払わなくてはなりません。HBOを見てる友達は1ヵ月に100ドルくらい払っていると言ってました。1ヵ月テレビに100ドルって、ねー。Dexterは原作があるだけあって、凝った筋なのにつじつまあわせではない、と感じさせる、秀逸な第一シーズンでした。アメリカでは第二シーズンが始まったみたいです。Six Feet UnderのMichael C. Hallが全く違うキャラクターを演じきっていて、彼の俳優としての力量を感じさせます。
Dexter: Complete First Season (4pc) (Ws Ac3 Dol)
Dexter: Complete First Season (4pc) (Ws Ac3 Dol)

ともかく気になっていたのは、Dexterが妹、Debraに刑事になったお祝いとしてサボテンをプレゼントする部分。「わざわざ買ってきてくれたの!」と喜ぶDebraに、「いやいや、swapmeetに行ったついでに買ったんだよ」と言った趣旨のことをDexterが答えます。でも字幕では「沼で拾ったのさ」のようなことが書いてありました。沼って……。swapmeetと言うのはフリーマーケットのことですが、実際にDexterがswapmeetに行っている場面があったことからすると訳をそのまま字幕にしていいんじゃないかと思うし、サボテンは当然沼には生息できませんから、その不自然さを考えると、swapmeetをswampと間違えたのかなあという気がしないでも。二回目にその放送を見たとき、変わってないかなあと思いましたが、変わってませんでした。

もう一つ最近、気になったのは、人気番組Friends『フレンズ』のコマーシャル。さまざまなコメディ映画でお馴染みの俳優、Greg Kinnearがゲスト出演した回で、Rossの恋人のCharlie (Aisha Tyler)の元恋人という設定だったのですが。彼がRossの研究助成金の審査委員ということで、CharlieにGreg Kinnear演ずる彼の好きなものをRossが訊ねます。Charlieは、"He has the latex fetish"と言うのですが、「コンドームフェチよ」と言う訳が画面に出てます。

…そんなものはないのと思うんです。いや、あるのかもしれませんが。"latex fetish"と言えば、SMやらボンデージですよね。ピッチピチの服ともいえない服を着るアレ。あ、また怪しいトラックバックを惹きつけることを書いてしまった……。でもこの場合、それは今一つ視聴者に伝わりづらいと思ったのかどうか、コメディなので翻訳者の意図は不明です。笑いどころが伝わらなければコメディの目的は果たせないし、ジョークを説明するほど情けないことはないですもんね。
フレンズ X(ザ・ファイナル) コレクターズセット
フレンズ X(ザ・ファイナル) コレクターズセット

こんなつまらないこと、わざわざ書くほどのことでもないけど、誰かに言いたくても言う人がいないのですー。同じテレビを見ている人がいないんだもん。あー、こんなこと書いてごめんなさい。
| gil-martin | つれづれ | 23:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
PJ Harvey !!!
ずーっと放っておいたこのブログ。削除するにも忍びなく、置いておいたのですが見ている人もたまにいるらしい。だけど皆さん、「露出狂」だとか「ポンパドール」という言葉で来ていてくださっているので、さぞかしがっかりなさっていることでしょう。

ふと思いつきで書いてみますが、多分続かないような…。ごめんなさい、中途半端で。

最近、わたしにとっては重要な人々が続けざまにアルバムを発表しました。こういう時って、なんだか損した気がします。だって、半年くらい離れていれば、ワクワク感をもっと楽しめるのに。

両方とも発売から約1ヵ月経って、MPプレイヤーでもしっくりお馴染みになった頃です。それでもまだまだじんわりいいところが、わたしにとってお気に入りのアーティストと言う印ですね。

ひとつは話題のRadioheadIn Rainbowsですね。ネット上でファイルを配布する形式とボックスセット(とっても高い)だったわけですが、とりあえずネット上で買いました。自由に値段を決められる形式でしたが、みんなどのくらい払ったのかなあ? サンプルでさえ聴けない状態で払わなくてはいけないから、とっても控えめに金額を入力してしまいました。Radioheadのみなさんごめんなさい。聴いた後ならもっと払う気になります! 

でもそれよりも嬉しかったのは、PJ Harveyの新しいアルバムです。ああ、そう、そうなのよ! という気持ちになりました。そうなの。そういうこと。わたしのツボをぎゅっと掴んだ感じ。いつもはお腹の底から叫んでいる彼女が、今度は胸の奥底に潜む痛みをそっと打ち明けるようにささやいています。そしてもちろん彼女がこのアルバムでギターからピアノへと主要な楽器を持ち替えていることも、わたしにとってはキュンとなるツボ。基本的にはわたしはギター派じゃないのよねー。

ところで特にイギリス系の音楽ファンの皆様ならご存知のLater with Jools Holland、日本のケーブル局、ミュージック・エアでランダムな順番で放映されています。2回に1回はかなり嬉しいプログラムになっているのでやっぱりすごい番組よねー、イギリスって素敵、と思うのですが、何年か前にPJ Harveyが出た回を見ました。"What the Fxxk"を歌っていたのですが、しっかり"fxxk"って言ってました。イギリスじゃいいの? BBCなのにいいの? アメリカじゃ半裸でお尻を振っている人を延々と見せるMTVでさえ音を消すのに。びっくりした。

とこの曲に代表されるような、PJ Harveyの従来の路線からは180度転換と言う評価がされているアルバムだけど、長年のPJ Harveyならばおなじみの彼女らしいメロディーラインなので、そうそう彼女よねえ、と安心できるところもいいところです。ずっと昔に大人になってしまった身体の奥底に、仕舞いこんだ少女をふと思い出していたわっている感じのアルバムです。"Grow Grow Grow"では彼女はこう歌います。

「ママ、教えて。捻じ曲がった樫の木の下に植えたバラの花は、どうやったら育てられるの? どうやったら誰かに愛されるようになるの?」

White Chalk
White Chalk
PJ Harvey




| gil-martin | 音楽 | 14:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
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