Gil-Martinの部屋

Gil-Martinの愛する音楽、感じたことなどなど

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都落ち
少々ご無沙汰でした。いやいや、一度始めたものは頑張って続けなくてはなりませんね。今日は引き続き、(わたしには)新しいCDレビュー。Shannon WrightのDyed in the Woolより、"Hinterland"です。
Dyed in the Wool
Dyed in the Wool

曲はこちらから
"Hinterland" (from Dyed in the Wool, 2001)

このアルバムは、Shannon Wrightの2001年のアルバム。一番、最近では2004年のOver the Sunというアルバムがあります。ネットで聴ける曲を視聴してみた結果、気に入った曲が多かった2001年のDyed in the Woolを買ってたのですが。結果、まったく外れなし。一曲もfillerがない(ああ、お粗末な日本語。間に合わせがない、と言えば、いいかな)。

フォーク・ロック、インディ・ロックと言えばいいと思いますが、彼女の魅力はひたむきでまっすぐな歌声。マイナーな曲調に乗せられて研ぎ澄まされた感覚が光ります。これほどクオリティが高ければ、もっともっと売れてもいいと思うのですが。こういう種類の女性シンガーの場合、自己満足、自己陶酔の傾向が見られて、結局は90年代以降の三大女性シンガーソングライターの二番煎じに甘んじてしまいがちなのですが、彼女の場合はそれに留まらない才能があると思います。なのに、知名度が低いのは、レコード会社に恵まれていないのか、それとも今ひとつビジュアル的にインパクトが足りないのか。

彼女はフロリダ、ジャクソンヴィル出身。1995年にCrowsdellというバンドを組んで、ニューヨークに出てきます。ところが、お決まりのレコードレーベルとの揉め事で、ショウビズに嫌気が差した彼女は、すべての持ち物を売り払ってノース・キャロライナの田舎へ引越します。そこで、彼女はソロとして曲を録音し始めたそうです。1999年に最初のソロアルバム、Flightsafetyを出して以来、2004年のOver the Sunまで通算、5枚のアルバム、ミニアルバムを発表しています。

彼女のオフィシャルサイト
http://www.knowwave.com/shannonwright/
彼女のファンサイト
http://www.quiltofdemand.org/

一度、すべてを捨てたからか、彼女の音楽には無駄がありません。自分自身で、ピアノ、ギター、ハーモ二ウム、オルガン、ベースなどの楽器をこなし、変に凝った音の冒険はしていません。そして、1曲の長さは通常、2分から3分のあいだでコンパクトにまとまっています。

なので、歌詞もとても短い。物語を語らずにイメージだけを表現します。本当は詩が苦手で、詩のなかでは物語があるballadsが好きなわたしにはかなり訳すのが難しいアーティストです。なので、意味不明でもご容赦を。もともとかなり意味不明です。

この歌詞でわたしが好きなところは、うら淋しい地に落ちていくのだ、と決意のように歌うところでしょうか。そこで彼女は心のなかからボロボロと崩れていくのだ、と歌います。それは都落ちをして、ノース・キャロライナに引っ込んだときの彼女の想いだったのでしょうか? それからかなり経って書かれた歌であることを思えば、違うかもしれません。でも、彼女はこれだけよい音楽を作り出しているのだから、ノース・キャロライナに引っ込んですっかり洗い清められた思いだったことは確かでしょう。

ネット上で聴ける彼女の曲(曲名をクリックして視聴)
Rich Hum of Air (from Flightsafety, 1999)

Dirty façade (from Maps of Tacit, 2000)

Within the Quilt of Demand (from Maps of Tacit, 2000)

Azalea (from Perishable Goods, 2001)

Foul (from Perishable Goods, 2001)

Less than a Moment (from Dyed in the Wool, 2001)

The Path of Least Persistence (figure II) (from Dyed in the Wool, 2001)

Little Black Stray (from Over the Sun, 2004)


淋しい場所
作詞: Shannon Wright
訳詞: Gil-Martin

ほら、その青あざがついた眼をじっくり見てみましょう
そしてこの美しい景色を汚してやりましょうよ
ほら、明かりを踏み潰してやりましょう
これもすぐに変化することになるのだから

寂れた地、そこにわたしは落ちていく
淋しい場所、そこでわたしは内側からボロボロ崩れていく

わたしは何も感じないはず
そして洗い清められるはず

*アーティスト:シャノン・ライト
 作品:ダイド・イン・ザ・ウール
    「ヒンターランド」

| gil-martin | 音楽 | 21:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
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